認知症とフラワーアート2

知人の付き添いで、知人の母親が入居する高齢者施設に、面会に訪れた時の事、女性の入居者さんたちが食堂で生け花をしていました。ボランティアで不定期に施設を訪れる、フラワーアーティストさんの寄付の元、開催されている生け花教室に、急遽参加する事となった私たちは、知人のお母様の隣で、思い思いに生け花を楽しみながら体験させてもらいました。思いもよらぬ楽しい生け花教室への参加もあり、月に一度の施設訪問という僅かな時間でしたが和やかに時を過ごす事ができました。それぞれに作った作品は、個々に皆、持ち帰りが可能だという事でしたが、知人と私は持ち帰らずに、知人のお母様のお部屋に飾っていただくようお願いをしました。認知症を患っているお母様が、少しでも、私たちの存在を思い出して欲しいという知人の切なる願いから、その時生けたお花を、部屋に飾っていただくようお願いをする事にしました。突然の面会にも関わらず、快く生け花教室への参加を許可して下さったボランティアのフラワーアーティストさんと、施設の介護職員さんたちにお礼を言いながら、食堂のテーブルの後片付けを手伝っていると、施設のスタッフさんの1人が、ボランティアに来て下さっている先生は、有名なフラワーアーティストさんなんですよと、こっそり教えて下さいました。知人と私は、二人で、ボランティアをして下さったお礼を兼ねて、フラワーアーティストの先生の元へご挨拶に行くと、実は、以前、先生のお母様もこちらの施設でお世話になっていた事をお話して下さいました。